【わらこらむ1】 ステージ1、2の裏で起きていること

 

 

さて、ステージ2までを駆け抜けてきましたが、

ここで一旦、回りを見渡してみることにします。

 

あるプレイヤーがステージ1の8手のほとんどを畑・麦・種パンに費やすと、

周りでは何が起こっているでしょうか?

 

1ステージに供給される木材は8×4の32木。葦は2×4の8本です。

 

通常の5グリの場合、これらは5人のプレイヤーに配分されます。

が、畑と麦にしか行かないプレイヤーがいた場合は一人当たりの頭数が増えます。

 

結果、ほとんどの場合、R4に増築条件を満たしたプレイヤーは3人以上になります。

R5にはプレイヤー全体で4、5軒目の家がたつ資材が、効率よく配分されるでしょう。

 

こうなると、R5にはまず間違いなく増員争いが起こります。

なんなら次のラウンドの増員のため、初手は資材よりもスタートプレイヤーアクションを優先する事も考えられるでしょう。

 

増員を遅らせるわら小屋にとって、この展開は追い風となります。

わら小屋側が必要とする多目の資材が、スタートプレイヤーアクション無しに

手に入る確率が高くなるからです。

(ラウンド5は木6、レン6、レン5が出来易いラウンドです)

 

意図的に増員争いを発生させるために、R3の小劇場を3飯で取り、

R4には二人以上増築させると有利になることもある、というお話です。

 

ステージ1で資材を取らなかった結果としてこうなるのは、ちょっと面白いですね。