【わら小屋講座】ステージ1 前提条件を満たそう

 

◆小麦畑を作ろう

まずはわら小屋条件の小麦畑を作ってみましょう。

増築を強力にサポートするわら小屋ですから、なるべく早く出したいところです。

種まきを2ステージに分けるやり方や、3軒目を作ってから畑を耕すやり方もありますが、

ここでは事故率を下げるため、また特定のカードに頼らない、

誰でもできるようにするために1ステージから麦畑を作るやり方で進めていきます。

 

小麦畑3を作るために必要な手数は7手。畑×3、小麦×3、種パン。

麦よりも畑のほうが若干価値が高いことを考えると、

初手畑で進めていけば間違いはなさそうです。

 

1ステージで完了する場合は全8手のうち7手をかける必要があります。

余りの手数は1しかありません。この1手を何に使うかは慎重に見定めましょう。

 

具体的には職業、3or4飯、6レン、4or6木が候補になります。

(畑と麦にしか通わないプレイヤーがいる場合、ステージ1から木6、レン6が出来ることは珍しくありません)

食料行動以外を選択した場合、麦が1つ(職業の出し方によっては2つ)

犠牲になることは留意しましょう。

 

ドラフトで手数が圧縮できる職業・進歩を手に入れていた場合、

使える手数が増える場合がありますが、その場合でも残された手は多くありません。

 

数少ない手を無駄なく打つことは、わら小屋に限らず、

アグリコラをプレイする際において重要になります。

 

このステージで役に立つ職業・進歩について

 

★ 手数を圧縮する職業

・畑番(2手圧縮)

・種屋(1手圧縮)が該当します。

畑点が下がるものの平地も2手分の働きをします。

 

手数を圧縮するわけではありませんが、状況を有利にする職業もいくつかあります。

 

季節労働者

R1に出せば麦に通う3手に+2飯。

6飯を得られればステージ2の食料行動までしのげるのが高評価です。

後のステージの野菜も+2飯が付き、取りやすくしてくれます。

 

・魔術使い

R1に出せば麦に通う3手に+2飯。若干のリスク有。

季節労働者に比べると進歩なしでも大目の食料を得ることが出来ます。

後のステージの飯補助にも。

 

・ごますり

R1に出せば麦に通う3手に+1飯。

小麦競合をそれなりに排除してくれます。

 

・奇術師

R1に出せば麦に通う3手に+1飯。

3飯と比べても弱めなので、職業条件を満たしたい場合以外はお勧めしません。

平地を出したい場合等に。


★少し特殊な職業

・乗馬従者

ラウンドのめくれにもよりますが、種パンがR3か4で、

大進歩で平地・鋤(鉤型鋤、折り返し鋤)・畑が出せる場合は非常に強力です。

運次第ですが、ドラフトで押さえておいて損はありません。

 

例:乗馬従者/羊1麦

  木3/大進歩 鉤型鋤麦

  劇場3飯/畑3

  種パン麦/SPわら小屋



・営農家、畑好き

1ステージでは手数をまったく圧縮しませんが、以降の種パンの補助になります。

最終的には2手分程度の得になることが多いです。

1ステージで1つだけ麦を蒔き、2ステージで小麦畑3を作るパターンの場合は純粋な手数圧縮にもなります。

 

・鋤鍛治

手数の圧縮はしませんが、フル稼働した場合畑の枚数が多い分有利となります。

食料の消費が多いため、季節労働者や魔術使いと組み合わせる必要があります。

 

例:魔術使い/劇場2飯麦

  鍬鍛治/劇場2飯麦

  畑2−1飯/劇場2飯麦

  畑2−1飯/種パン

 

また後半の畑に通う手数も1手圧縮してくれるため、

家5軒畑6枚柵4マスのきれいな形を作り易いです。

木がとれない場合は家5軒畑8枚柵2マスも悪くないです。

 

・托鉢僧

1ステを2物乞いで切り抜け、麦を守ることができます。

前半の手数がとにかく足りず、後半は余るわら小屋にとって、

かなり相性の良い職業といえます。

 

醸造

弱い職業の代名詞のような醸造士ですが、わら小屋ならちゃんと使えます。

1ステージに出してしまえば、2ステージの食料行動まで賄え、3ステージの飯行動も1手で済みます。麦は余りがちなので、暖炉を取った後でも補助として優秀です。

 

脱穀職人

1ステの麦→3飯はなかなかの強力です。

以降の飯行動でも、暖炉や調理場までのつなぎとして十分な性能を持ちます。

最悪、これだけで最後まで食べることもできますが、暖炉がないと番外点不足で負けやすいのに注意です。